1.競技全般
2.リーチ
3.フリテン
4.連局と流局
5.テンパイ
6.錯行為
7.パオ則
8.ドラ
9.和了
10.得点の計算
11.和了点
12.和了役
13.順位点
14.麻雀用語解説
※日本プロ麻雀連盟ルール http://www.ma-jan.or.jp/guide/game_rule.php
項目 | 日本プロ麻雀連盟ルール(2005年11月1日現在) | 囲将会ルール(1977~1985年) | |
1 | 終了 | 東南戦(半荘)で1回戦終了とする。西入りは別途参照。 | 同左。 他に、スタートする前の取り決めで「トビあり」の場合は、誰かの持ち点が0以下になった時点で終了。持ち点1,000点の者はリーチできない。過失でリーチしてしまったら和了放棄。だれも気付かなければ、次の局が始まった時点(親がサイコロを振った時点)で成立。 |
2 | サイコロ | 2個。1度振り | 同左 |
3 | 持ち点 | 30,000点持ちの30,000点返し | 25,000点持ちの30,000点返し。 南4局終了時点で30,100超のものがいなければ西入。以降同様に北入、カエリ東、カエリ南あり。北家の「和了止め(アガリヤメ)」なし。 |
4 | 参加者決め | - | 同左 |
5 | 席決め | 省略 | 同左 |
6 | 親決め | 省略 | 同左 |
7 | 取り出し | 省略 | 同左 |
8 | 手牌 | 省略 | 同左 |
9 | 王牌(ワンパイ) | 開門後の壁牌の末尾から数えて常に十四個をワンパイ(注7)とし、ワンパイ直前の牌をハイテイ牌(注8)とする。 | 同左 |
10 | ハイテイ牌 | ハイテイ牌をツモった者はカンをすることが出来ない。またハイテイの打牌はチー、ポン、カン出来ない。 | 同左 |
11 | ツモ順 | 省略 | 同左 |
12 | 打牌(ター牌) | 打牌が河に接すれば捨て牌とみなし、牌を手牌に戻すことは出来ない。 | 同左 |
13 | 流局 | 親が第一打を捨てた時から局が開始され、誰かに和了があるまで各自が摸打(注9)を繰り返し、ホウテイ牌(河底牌・注10)に和了がなければ流局となる。 | 同左 |
14 | チー | チーした牌と同一牌を捨てることも出来ない。 | 同左 |
15 | ポン | ポンした牌と同一牌を捨てることも出来ない。 | 同左 |
16 | カン | カンした者は連続してカンを行うことが出来るが、チー、ポンに連続してカンは出来ない。なお、カンに対してチャンカン(注18)は出来るが、特例を除いて暗カンはチャンカン出来ない。 明カンのリンシャンカイホウ(注19)はカンさせた者の責任払いとする。 連続カンのリンシャイでは、フリテンツモ和了の場合も明カンさせた者の責任払いとする。 |
同左 |
17 | 優先順位 | チーとポンまたはカンの発声が同時であった場合は、ポンおよびカンが優先する。ただしポンまたはカンの発声がチーの発声より明らかに遅かった場合は、発声優先とする。 和了はチー、ポン、カンおよび誤ロンに優先する。ただしロンの発声がない場合、または著しく発声が遅れた場合はその限りではない。 |
同左 |
項目 | 日本プロ麻雀連盟ルール(2005年11月1日現在) | 囲将会ルール(1977~1985年) | |
1 | リーチの条件 | メンゼン(門前・注20)テンパイ(聴牌・注21)の時にリーチ(立直)と宣言することが出来る。発声と牌の横向けがあって有効とし、リーチ料は千点とする。リーチ後に手牌を変えることは出来ない。 | 同左 |
2 | リーチの宣言 | リーチは自己のツモ牌のある時に限り打牌時に宣言し、取り消しは認められない。 | 同左 |
3 | リーチ後の暗カン | リーチ後に暗カンは出来るが、ツモ牌がアンコ(暗刻・注22)の牌と同一牌であり、かつテンパイの形、メンツ(門子・注23)構成および手役が変わらない時に限る。 | 同左 |
4 | フリテンリーチ | フリテンリーチは認める。 | 同左 |
5 | 和了 | リーチ者が和了を宣言するか否かは本人の自由とする。リーチ後に他家の捨てた和了牌を見逃した場合および和了牌をツモ切りした場合はフリテンになる。 | 同左 |
6 | 流局後の手配公開 | リーチ者は流局の際、手牌を公開しなければならない。流局後、ノーテン(注24)であった場合はチョンボ(錯和・注25)と同じ罰則を科す。 | 同左 |
7 | リーチ料 | リーチ料は和了者が取得する。和了者がいない場合は供託となり、次に和了があった局の和了者が取得する。 リーチ宣言の後で途中流局となった場合、リーチ料は供託となる。 リーチ宣言の後チョンボが発生した場合、リーチ料は返却され、その局は無勝負として積み場は加算されずにやり直しとする。 最終局が流局で終了した場合、リーチ料は供託となる。 |
同左 |
項目 | 日本プロ麻雀連盟ルール(2005年11月1日現在) | 囲将会ルール(1977~1985年) | |
1 | 定義 | 和了牌を自ら河に捨てているテンパイ形をフリテンという。 | 同左 |
2 | 和了 | フリテンはロン和了(栄和・注26)できない。ツモ和了(自摸和・注26)は認められる。 | 同左 |
3 | 見逃し | リーチ宣言をしていない時に和了を見逃した場合は、自分の摸打を経過しなければロン和了出来ない。 | 同左 |
項目 | 日本プロ麻雀連盟ルール(2005年11月1日現在) | 囲将会ルール(1977~1985年) | |
1 | 定義 | 親は和了するか、流局後テンパイで連チャン(連荘・注28)することが出来る。他家が和了するか流局後親がノーテンの時、親は下家に移動する。最終局も親がノーテンの場合は親流れとなりゲームは終了となる。 | 同左 |
2 | 積み場 | 連チャンまたは流局があるごとに積み場が加算され、一本場につき三百点が和了点に加算される。 | 同左 |
3 | 特例 | 四風子連打(注29)、九種九牌(注30)、複数による四カンツ、三家和(注31)、四人リーチはすべて流局とし、親の連チャンとする。これら流局はすべてリーチに優先する。 | 同左 |
4 | 九種九牌 | 九種九牌は、親は配牌、子はチー、ポン、カンのない第一ツモ後でなければならない。 | 同左 |
5 | 四カンツ | 四カンツは、複数人の四カン目のフーロでロン和了がない場合に流局となる。また一人で四カンツをしている時、他家は五カン目は出来ない。 | 同左 |
6 | 4人リーチ | 流局しない(記載なし) | 流局する。親はテンパイしているはずなので蓮荘する。 |
項目 | 日本プロ麻雀連盟ルール(2005年11月1日現在) | 囲将会ルール(1977~1985年) | |
1 | ノーテン罰符 | 流局となった場合、ノーテン者はテンパイ者に罰符を支払う。 | 同左 |
2 | 点数 | ノーテン罰符は場に三千点とする。 | 同左 |
3 | 形式テンパイ | テンパイ者は流局の際、手牌を公開し、他家の確認を得なければならない。役なしテンパイおよび形式テンパイもテンパイとして認める。ただし自己の手牌のみで5枚目の和了牌を想定しているものは除く。 | 同左 |
4 | 公開 | テンパイの公開は親から順次行う。 | 取り決めなし |
項目 | 日本プロ麻雀連盟ルール(2005年11月1日現在) | 囲将会ルール(1977~1985年) | |
1 | 錯チー・ポン・カン | 錯チー(注32)、錯ポン、錯カンをした者はチョンボとする。 | |
2 | 空チー・ポン・カン | 空チー(注33)、空ポン、空カンをした場合は和了放棄とする。 | |
3 | 副露位置・牌間違え | チー、ポン、カンのフーロの位置および牌を間違えゲームに支障をきたした場合は和了放棄とする。また間違えたまま続行しトラブルが発生した場合は立会人が裁定する。 | 普通立会人はいないので、当事者同士で紳士的に話し合う。 |
4 | 見せ牌 | 故意に手牌の一部または全部を公開した者はチョンボとする。 | 同左。また、故意でない場合、他の競技者が「○○見せ牌」と言って指摘した場合、指摘を受けたものは「見せた牌でロンできない」ペナルティが課される。但し、指摘が誤りであった場合、指摘者はチョンボとなる。 |
5 | ツモ巡、ツモ牌間違え | 正規のツモ巡でない牌をツモった者はその牌を元に戻し和了放棄とする。ただし打牌終了後はチョンボとする。ツモ者が不明の場合はそのまま続行する。 | |
6 | 開門場所間違え | 開門の個所を間違えた場合は、その局をやり直す。ただし親の第一打牌後はそのまま続行する。 | |
7 | 覗き見 | 局の途中で他家の手牌を覗いたりワンパイをあけてみた場合にはチョンボ扱いとする。 | 同左。特にリーチ者が裏ドラを見たら、その瞬間チョンボ。囲将会ルールが初めての人には、特に競技前に注意しておき、一回目は和了放棄で勘弁してあげるのが一般的。このような人は、必ずリーチすると裏ドラをみるので、次からチョンボ扱いすればよい。 |
8 | 多牌・少牌 | 多牌(注34)および少牌(注35)をした者は和了放棄となりチー、ポン、カンをしてはならない。発覚後、チー、ポン、カンをした場合はチョンボとする。 | 多牌はチョンボ |
9 | 続行不能行為 | 局の途中でゲーム続行を不可能にした場合、チョンボとする。 | 同左 |
10 | チョンボ料 | チョンボした者は、終了後に成績から20ポイント減点する。 | チョンボした時点で満貫払い(親チョンは4千点オール、子のチョンボは親に4千点、子に2千点払う) |
11 | その他 | その他のトラブルについては、立会人が裁定する。 | 普通立会人はいないので、当事者同士で紳士的に話し合う。 |
項目 | 日本プロ麻雀連盟ルール(2005年11月1日現在) | 囲将会ルール(1977~1985年) | |
1 | 定義 | 2フーロまたは3フーロしている者に、さらにフーロさせ役満を確定させた場合はパオ(包・注36)とする。ツモ和了はパオ者の一人払いとし、ロン和了の場合はパオ者と放銃(注37)者の均等払いとする。ただし積み場の分は放銃者の払いとする。 | 同左 |
2 | 対象 | パオは次の役満に適用される。 大三元 三種類目の三元牌をポンさせた時。 大四喜 四種類目の風牌をポンさせた時。 四槓子 三槓子完成者に生牌(注38)を明カンさせた時。 |
同左 |
項目 | 日本プロ麻雀連盟ルール(2005年11月1日現在) | 囲将会ルール(1977~1985年) | |
1 | 定義 | ワンパイの最後尾から三幢目の上段の牌がドラ表示牌となり、同一牌の次牌をドラとする。数牌(注39)は一~九の順とし、九は一に戻る。三元牌は白發中、風牌は東南西北の順とし、中は白に戻り、北は東に戻る。 | 同左 |
2 | 点数 | ドラ牌は一牌につき一翻とする。ただし和了役とはならない。 | 同左 |
3 | 表示牌間違え | 表示牌の位置を間違えた場合、親の打牌前までは正規の表示牌に直す。打牌完了後は誤表示牌を正規の表示位置に入れ替えて続行する。 | 親チョン。よって、ドラの表示牌は親がめくる。 |
項目 | 日本プロ麻雀連盟ルール(2005年11月1日現在) | 囲将会ルール(1977~1985年) | |
1 | 和了者の人数 | 和了者は一局一人とする。同一牌により二人が同時に和了の場合は、放銃者の次にツモの順番が先の者の和了とする。ただし三家和は流局。 | 二家和あり。三家和は流局。 二家和の場合、積み場分、リーチ料は上家取り。親が上家であがれば連荘。親が下家なら親流れ。 |
2 | 和了の宣言 | 和了者は「ロン」または「ツモ」と明確に宣言した上で、和了牌を明示し、整理した手牌を他家に確認させなければならない。 | 同左 |
和了牌の明示 | ツモ和了者が和了牌を明示しなかった場合はピンフ(平和)役と待ちの形による加符は認められない。 | 同左 | |
3 | 和了の確認 | 和了を宣言して、他の三家が確認しないうちに手牌を崩し、和了形を不明にした者はチョンボとする。 | 同左 |
4 | 和了役 | 和了の形は、トイツ、シュンツ、コーツ、カンツの組み合わせによるほか、国士無双、チートイツ(七対子・注40)を認める。 | 同左 |
5 | 流し満貫 | なし | 流し満貫あり。この場合、和了役として扱うので、親は流れる。また、途中で、ポン・チー・カンを行ってもかまわない。 |
項目 | 日本プロ麻雀連盟ルール(2005年11月1日現在) | 囲将会ルール(1977~1985年) | |
1 | ツモとロン | ツモ和了の時は他の三人が各自の分を支払い、ロン和了の時は放銃者の支払いとする。 | 同左 |
2 | 得点の計算 | 得点は、和了点と和了役で計算する。 | 同左 |
3 | 得点の申告 | 得点の申告は和了者が行う。 | 同左 |
4 | 得点の確定 | 得点の計算および点棒の授受はその都度行い、全員で確認する。手牌を崩した後での計算と点棒授受のし直しは出来ない。 | 同左。なお、確定後の訂正の申し出に対しては「へー」といって無視する。 確定前に手牌を崩すとチョンボ。 |
5 | 順位 | 終了後、各自の持ち点によって順位を決定する。 | 同左 |
項目 | 日本プロ麻雀連盟ルール(2005年11月1日現在) | 囲将会ルール(1977~1985年) | |||||||||||||||||||||||||||||||||
1 | 副底 | 20符 | 同左 | ||||||||||||||||||||||||||||||||
2 | 和了の仕方 | メンゼンロン | 副底+10符 | 同左 | |||||||||||||||||||||||||||||||
ツモ | 副底+2符(リンシャンカイホウおよびピンフツモの時は加算されない) | 同左 | |||||||||||||||||||||||||||||||||
4 | 待ち部分 | 辺張待ち・嵌張待ち | 副底+2符 | 同左 | |||||||||||||||||||||||||||||||
単騎待ち | 数牌、客風牌 | 副底+2符 | 同左 | ||||||||||||||||||||||||||||||||
自風牌 場風牌 三元牌 | 副底+4符 | 同左 | |||||||||||||||||||||||||||||||||
連風牌 | 副底+6符 | 同左 | |||||||||||||||||||||||||||||||||
6 | 待ち部分以外 |
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同左 |
項目 | 日本プロ麻雀連盟ルール(2005年11月1日現在) | 囲将会ルール(1977~1985年) | |
一翻役 | リーチ | ||
メンゼンツモ | |||
ピンフ(メンゼンで数牌または客風牌の雀頭とシュンツだけの組み合わせによる和了役。待ちは両門でなければならない) | |||
タンヤオ(中張牌だけのメンツによる和了) | |||
海底撈月(海底牌をツモして和了したもの) | |||
河底撈魚(海底牌をツモった人の捨て牌で和了する) | |||
嶺上開花 | |||
搶槓(チャンカン) | |||
イーペーコー(一盃口・注54) メンゼンに限る | |||
翻牌 三元牌、場風牌、自風牌を翻牌とし、コーツ、カンツ一組ごとに一役とする | |||
二翻役 | ダブルリーチ(チー、ポン、カンのない一巡以内にかけるリーチ) | ||
トイトイ(対々和) | |||
三暗刻 | |||
三槓子 | |||
三色同刻(注56) | |||
三色同順(注57) フーロした場合は一翻とする | |||
混老頭(注58) | |||
小三元(注59) | |||
チャンタ(全帯★・注60) フーロした場合は一翻とする | |||
一気通貫(注61) フーロした場合は一翻とする | |||
連風牌 コーツ、カンツ一組に対して二翻とする | |||
チートイツ 二十五符二翻で計算 | |||
三翻役 | リャンペーコー(二盃口) メンゼンに限る | ||
ホンイツ(混一色・注62) フーロした場合は二翻とする | |||
純チャン(純全帯★・注63) フーロした場合は二翻とする | |||
六翻役 | チンイツ(清一色・注64) フーロした場合は五翻とする | ||
特役(満貫) | 人和(チー、ポン、カンがなく、なおかつ、ツモを経過しない開局一巡以内の打牌による和了。他の役とは複合しない。子だけが可能。) | ||
満貫 四十符六翻 | |||
ハネ満 八翻 | |||
倍満 十翻 | |||
三倍満 十三翻以上 | |||
役満(四倍満) | 天和(親の配牌十四牌による和了。) | ||
地和(チー、ポン、カンのない子の第一ツモによる和了。) | |||
大三元 | |||
四暗刻 | 単騎待ちならダブル役満 | ||
清老頭(注68) | |||
大四喜(注69) | |||
小四喜 | |||
字一色 | |||
緑一色 發を含まなければならない | |||
国士無双 暗カンでもチャンカン可 | |||
九連宝燈![]() 和了形が九連宝燈なら可 |
萬子に限る。純正ならダブル役満。 | ||
四槓子 雀頭の完成をもって和了とする | |||
大車輪![]() 日本プロ麻雀連盟ルールには、なし |
筒子に限る。2から8でなくても可。 |