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TenTen

TenTenは、1978年ごろ早稲田大学理工学部の囲将会(囲碁と将棋の同好会)の一部で熱狂的に行われていたトランプゲームです。

TenTenの遊び方

◆準備するもの
・2種類のスートの1~10までのカード、合計20枚。
・bet用の碁石。
・参加者10人まで。

◆ゲーム前
・親決め:シャッフルした20枚のカードを1枚引きます。一番大きい数のカードを引いた人が親です。一番大きい数を引いた人が複数いたら、その人同士でもう一度カードを引いて決めます。
・最初の親は、参加者に碁石を配ります。通常は白石を一人に10個、黒石を1個配ります。
黒石1個は、白石10個借用したという意味です。
・ゲーム中に手持ちの白石がなくなったら、追加の白石10個と黒石1個を借用します。

◆ゲーム開始
・親はカードをシャッフルしたら、「子」の誰かにカットしてもらった後、自分も含めて一人に2枚ずつカードを伏せて配ります。
・配り終わったら、それぞれカードの組み合わせ(手札)を確認します。

◆「子」の態度表明
子は、手札に自信がなければ、裏返した手札と白石1個を場に置き(ごめんなさいと言って)下ります。自信があれば、その自信の大きさによって、(勝負!と言って)白石2~5個を場に置きます。

◆「親」の行動
全員の子の態度が決定したら、親は一人ずつと勝負します。
まず、下りた「子」の白石は親の手札に関わらず回収。親のものになります。
次に「勝負」を表明している子との勝負になります。
すべての組み合わせに順番が付けてあり、ひとつでも強い方が勝ちです。
同じ手札の場合は親の勝ちです。(親有利!)
※例外:テンテンはピンピンに負けます。

◆「親」の勝負の仕方:
①強ような「子」からは逃げる。
自分の手札にもよりますが、強そうな「子」がいたら白石1個払ってその「子」との勝負を避けます。(一応、その「子」との勝負は負けです)
②「オープン」
betを引き上げるほど自分の手札に自信がない場合は、「オープン」と言って、「子」の手札を見て勝負し、その結果に従って白石をやり取りします。
③「bet」
自分の手札に自信がある場合は、「bet」と言って「子」に白石を増やすように指示します。
自信のない「子」はそのまま「オリ」。オリた「子」の白石はそのまま親のものになります。
自信のある「子」は白石を増やします。
「子」の態度を見て、自信がなくなったら②「オープン」を選択します。
「子」の態度を見てもなお自分の手札に自信があれば再度③「bet」を選択します。
最終的に白石の上限5個に達したら②「オープン」となります。

◆親の移動
全ての「子」に負けたら、親の移動になります。親は時計回り(麻雀の逆回り)に移動します。

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開始:2011年9月29日
最終更新:2012年10月30日