■完全数とは、その数自身を除く約数の和が、その数自身と等しい自然数のこと。
例えば 6(=1+2+3)、28(=1+2+4+7+14) 、496(=1+2+4+8+16+31+62+124+248)が完全数。
■メルセンヌ数とは、 2n-1(nは自然数)の形の自然数のこと。これをMn で表すことが多い。
■完全数とメルセンヌ数の関係
メルセンヌ数Mn (= 2n-1)が素数であるとき、2n-1Mn は完全数である。
これは、ユークリッドによって証明されている。
紀元前に、
21(22-1) = 2×3 = 6,
22(23-1) = 4×7 = 28,
24(25-1) = 16×31 = 496,
26(27-1) = 64×127 = 8128
が完全数であることが知られていた。
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開始:2013年5月21日