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2.2.1 ゲームの木

上図のR1-1に示している*印は、ゲームの初手から数えた2手目の候補です。
ここで白には3箇所の候補(着手可能な場所、f4, d6, f6)があり、それぞれ並び、タテ、斜めと呼ばれています。
リバーシの有段者で並び(f4)に打つ人はいないようです。この場面でタテと斜めのどちらに打つかによって、この後のゲーム展開はまったく異なるものになっていきます。
ある局面は、ひとつの○で表します。この○をノード(節)と呼びます。その局面での着手は、ノードから下方に向かう線で表し、その線の下に、その着手で生じるノードを書きます。この着手を表す線をブランチ(枝)と呼びます。

あるノードからできるノードをそのノードの子供、逆にあるノードのもとのノードを親と呼びます。子供同士は。兄弟のノードになります。左は、リバーシの1手目と2手目の一部を表現していますが、このようにして、ゲーム全体を表すこともできます。そしてゲーム全体またはゲームの一部を左図のように表現したものをゲームの木とよびます。
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最終更新:2013年6月10日